「ワンオペだけど、1人じゃない」ニアラボだから出会えた”わたしの友だち”

「neaRlabo(ニアラボ)」は、現在約400人のママが在籍している北海道ママのオンラインコミュニティです。
1人ひとり違ったライフスタイルを送るメンバーが、オンラインでやり取りしています。
今回は「ニアラボに入って”わたし”の友だちができた」と話してくれたメンバー、みちよさんにお話を伺いました。
ワンオペ育児でフルタイム勤務。
忙しい毎日だからこそ、ニアラボの存在に救われたそうです。
「最初は緊張した」というみちよさんですが、現在はイベントを多く企画し盛り上げてくれています。
ニアラボの魅力や楽しみ方もたっぷり教えてくれましたよ!
「ここなら大丈夫」と思えた初めてのママ会
みちよさんは、医療施設に勤務されているフルタイムワーママ。ご主人は遠方に単身赴任しているため、2人のお子さんを完全ワンオペで育児されています。そんなみちよさんが飛び込んだのが、ママ向けオンラインコミュニティ「ニアラボ」でした。
「オンラインコミュニティは初めてだったんです。ディスコード(コミュニケーションツール)も使ったことがなくて不安でした。でも元々りさこさんのフォロワーで、ずっとニアラボが気になっていて。『ワンオペだし、友だちがほしい!』と勇気を出して、4期で入会しました」
フルタイムでお仕事しながら完全ワンオペの毎日だと、なかなか一息つく時間がないかと思います。そんな忙しい日々でも、ニアラボをみるのが習慣になっているのだとか。
「仕事の昼休みや育児の合間にニアラボを見て、癒されています。どんな書き込みがあるかな?最初は自分が書き込まなくても新鮮な情報が流れてくるのがおもしろくて。自分から書き込むようになってからは、よりメンバーとの交流を楽しめていますね」
ニアラボの雰囲気に慣れたころ、最初に参加したイベントは札幌の区ごとのママ会だったと話すみちよさん。
「“厚別区ママ会”に初参加しました。最初は誰も知ってる人がいなかったので、とても緊張したのを覚えています。いざ参加してみると、雰囲気が和やかで安心しましたね。まだこのときはちょっと大人しくしていたのですが(笑)。楽しさがわかって、今度はどんなイベントに参加できるだろうとワクワクしました!」
ニアラボが共感し合える大切な居場所に

入会してからディスコードに投稿するまで、きっと不安や緊張もありましたよね。今ではニアラボのムードメーカー的存在のみちよさんですが、入会してすぐの時はどのようにニアラボを使っていたのでしょうか。
「最初は、誰かの投稿にちょっと答えるくらいでした。初めて自分から書き込んだのは“娘がバレエを習っているんですが、同じような子いますか?”という内容だったんです。投稿ボタンを押すにも、すごく緊張して。書き込んでいいのかな、返事が来なかったらどうしよう…と不安でそわそわしていました。でも、すぐに反応があって!それがすごく嬉しかったんです」
その後は、ワンオペ育児のつらさを吐き出すために「ワンオペの部屋」にも投稿するようになったとのこと。そこでもみちよさんの投稿に対して、たくさんの応援や共感の声が寄せられていました。
「初めて子どもが入院したとき不安でいっぱいだったんですけど“がんばれ!”って励ましの言葉をたくさんもらって…心強かったですね。それからは、小さなことでも吐き出せるニアラボへの安心感があります」
共感してもらえる場があるのは心の支えになりますよね。
「ニアラボは、書き込みに対して必ず誰かが拾ってくれて返事をくれる。こんなにあたたかいコミュニティあるんだ、って驚きました。夫や家族に言えないことも、ニアラボなら言えることがあります。孤独じゃないのはこんなに心強いのかと。ありがたいですね」
みちよさんがニアラボでのやり取りで特に印象に残っているエピソードはありますか?
「クリスマス時期に、娘のプレゼントで探していた食玩がなかなか見つからず『見かけたら教えてほしい』と投稿したんです。すると”ここで見かけたよ””あのお店にはなかった!”と具体的な情報を教えてくれて。なんと“買っておいたよ!”と言ってくれるメンバーもいたんです!本当に感動しました」
「見つかるといいね」といった言葉だけでなく、メンバーがみちよさんの投稿を見てお店のなかをしっかり確認してくれるのがすごいこと。ニアラボの魅力が伝わります。
「みんな自分事として捉えてくれて。親切であたたかい人ばかりのニアラボが大好きだと実感した出来事でした!」
ワンオペ・フルタイム勤務でも参加できるイベントを企画

みちよさんは「オンライン飲み会」や「オンラインゲーム会」といったイベントをニアラボ内で多数企画、実行しています。企画しようと思ったきっかけは「自分も参加したい」という気持ちからだったとか。
「リアルの飲み会は、夫が単身赴任で子どもを預けられないし、場所が札幌の中心街で遠い。物理的に参加が無理だったんですよね。でも“夜のオンラインなら参加できる人もいるかも”と思って、2024年8月に初めてオンライン飲み会を企画しました。“自分が企画したら、自分も参加できるじゃん!”という発想もあったんです(笑)」
オンライン飲み会は、聞き専(聞くだけ)やチャットのみの参加もOK。遅刻や途中退出も自由で、寝落ちしても「また今度ね〜」くらいのゆるい雰囲気が人気。
「小学生の頃に好きだった漫画の話で盛り上がったり、普段話せない愚痴をこぼせたり…本当に心がほぐれる時間なんです。話したい人が話せて、ゆっくり交流できるのが良さかなと思っています。」
いつも盛り上がっているオンライン飲み会。どんなメンバーがオンライン飲み会に参加しているのでしょうか?
「ワンオペママや授乳中のママなど、なかなか居酒屋には行けないメンバーが多く集まってくれていますね」
オンライン飲み会ではいつもお酒を楽しく飲んでいるイメージのみちよさんですが、楽しすぎて思いがけないことが起きたとか。
「みんなと過ごすのが楽しすぎて深夜1時過ぎまで話していました。楽しいとお酒が進むので、気づけばワイン1本にチューハイ500ml2本を空けて次の日は二日酔いに。単身赴任先からたまたま帰省していた夫が驚いていましたね(笑)」
オンライン飲み会で二日酔い!それほど盛り上がるのがニアラボのいいところなのかもしれません。また、イベントを企画してみて、幹事側の大変さも知ったと聞きました。
「たくさんの人がイベントに参加してくれて、幹事としての苦労も知りました。名前のチェックや人数の把握…慣れてないとすごく大変で。それ以来、リアルママ会に出るときは、幹事さんへのリスペクトが止まりません」
経験してみてわかることも多いとお話していたみちよさん。企画提案はドキドキしたそうですが、やってみて得るものが大きかったといいます。
「イベントを企画して本当によかったと思えるのは、自分が心から笑えてる瞬間があること。ママ友や職場では気を遣うけど、ニアラボは“素”でいられます。自分の居場所や信頼できる友だちができて、毎日が楽しくなりました」
そんなみちよさん、今後やってみたいイベントのアイデアがあれば教えてください。
「子どもも一緒に楽しめるイベントを企画したいです。ワンオペ育児の強い味方“ピクニック”とか!子どもの体力を減らしてくれるから助かるんですよ。あとは、娘が人見知りなので顔なじみの子どもたちができれば娘も楽しめるようになるかなって期待もあります。ニアラボのメンバーとは”また遊ぼうね”が言い合えるところが好きですね」
大人になった今”友だち”ができた充実感

ニアラボに入ってから、子どもを通じてではなく”自分の友だち”ができたと教えてくれたみちよさん。プライベートで遊ぶ友だちもできたのだとか。
「ニアラボメンバーとは気軽にやりとりしています。突然“ランチ行こうよ”って誘い合える仲の友だちもできました。断っても断られても全く気を遣わない関係性の友だちができたのは、とても嬉しいです」
大人になると子どもや仕事を通して知り合いが増えていくので、学生時代のような友だちはなかなかできる機会がないですよね。
「職場やママ友ではなかなか“本当の友だち”って難しいなと感じています。どこか相手の反応が気になったり、気を遣って話題を選んだり。でも、ニアラボは違った。”わたし”の人間関係が広がったのが、本当に嬉しいです」
そしてまたひとつ、ニアラボで出会った友だちと今後やってみたいことがあると教えてくれました。
「お泊まり会をしてみたいです。市内での宿泊からはじめて少しずつ慣れて、ゆくゆくは仙台のアンパンマンミュージアムくらいまで遠出したいですね!将来的には女子旅もしたい。大人になってからできた友だちと旅行なんて、考えたこともなかったんです。でも、ニアラボに入って友だちができたから、お泊り会も思い描けていて。”やってみたい”が増えるのは幸せですね」
1人じゃないと思える心地よさ

最後に、みちよさんが思うニアラボの「ここが好き」を教えてください。
「ネットの掲示板で不特定多数の人に質問するよりニアラボのほうが反応が早いしリアルな声が聞けますね。『○○がない』って書いたらすぐに『ここにあるよ!』って返ってくる。それってすごいことだと思うんです。自分の友だちができたのも、ニアラボだからこそ。趣味が同じメンバーとの出会いも、とても嬉しいです。ワンオペで孤独を感じていたけど“1人じゃなかった”と気づかせてくれたのがニアラボでした。素でいられる大切な場所です。これからも、ゆるく楽しくつながっていきたいです」
ニアラボ入会直後は緊張しながらも、自分なりの楽しみ方を見つけていったみちよさん。
「ニアラボのおかげで”わたし”の友だちができたのが嬉しい!」と、笑顔でお話してくれる姿が印象的でした。
「環境を選んだ瞬間、人生が動き出す」
ママになってから人生を変える力「①鈍感力」「②選環力」「③実験力」「④承認力」──
人の目を気にしすぎず、居心地のいい環境を選び、小さく挑戦して、自分を認めていく。
その連鎖が、“わたし”を笑顔にしてくれる。
インタビュー日:2025年5月
ライター:りぃ
