SHINN=北海道へ。札幌から生まれた“泡化粧水”の物語

2024年夏、北海道札幌市からひとつのスキンケアブランドが誕生
SHINN(シン)――肌とこころの“芯”を整える、北海道発のスキンケアブランドです。
SHINNは、日々の生活に寄り添いながら“揺らがない肌の基礎=芯”をつくることを目指して生まれました。

北海道の豊かな自然と厳しい季節のなかで育まれた植物の恵みを、スキンケアに活かすことにこだわっています。また、美容のプロや皮膚の専門知識を取り入れながら、肌にとって本当に必要な成分だけを厳選し、丁寧に処方されています。
ブランド名やパッケージには札幌の景観色や、北海道らしい自然のイメージが反映されています。
SHINNは「肌だけでなく、こころにも寄り添う時間を届けたい」という想いのもと、生活の一部になじむスキンケアとして、北海道の暮らしを象徴するような存在を目指しているのです。
この商品は、
北海道の“ひとりの母”が、世界中のママを想ってつくった
あるスキンケアのお話です。
出産後の悩みを解決するものをつくりたい

出産を経験し、寝不足が続く毎日。
気づけば、自分のことはいつも後回し。
久しぶりに鏡を見たとき、そこに映った自分の肌には、以前よりも濃くなったシミが…。
けれど、子どもが小さい間はどうしても自分のスキンケアに時間をかけていられない。
これに共感するママさんも多くいるのでしょうか。
「それなら、“頑張らなくても続けられるもの”をつくろう」
そうして生まれたのが、洗顔フォームと間違えられるほどふわふわの“泡の化粧水”でした。
手に取った瞬間泡がやさしく肌を包み込み、忙しい日々の中でもほんの少し自分に戻れる時間をくれる。
SHINNの泡化粧水には、そんなママへの想いが込められています。
つわりに苦しみながら、届けたい人を想う
結婚、妊娠、出産を経て母となった札幌の会社株式会社ヒューレーで働く佐々木知里さん。
彼女は、スキンケアブランド「SHINN」を生み出した“生みの母”でもあります。

プライベートでは、ふたりの娘さんを育てる母。
実はSHINNの商品開発は、第二子を妊娠中に進められていました。
しかしその頃、佐々木さんは壮絶なつわりに悩まされる日々を送っていました。
病院に通い、点滴を受けながら、なんとか一日一日をやり過ごす毎日。
「あの時は10キロ近く痩せました。毎日、食べられるものも変わってしまって……正直、あまり記憶がないんです」
そう振り返るほど、心身ともに過酷な時期だったといいます。
それでも佐々木さんは、そんな日々のなかで
「SHINN」というブランドの立ち上げ、そして商品づくりに向き合い続けていました。
一体、どこからそんな力が湧いてきたのでしょうか。
「仕事をしている方が、気が紛れたんです」と、佐々木さんは少し照れたように笑います。
自分自身が“ママ”になり、
大変さも、楽しさも、苦しさも――
これまで知らなかった世界を知ったからこそ。
「今、同じように頑張っている人たちに届けたい」
その想いが、佐々木さんを突き動かす原動力となり、SHINNというブランドは生まれたのでした。

SHINN商品の特徴
SHINNのスキンケアは、「全部やらなくてもいい」「頑張りすぎなくていい」そんな想いから、必要なものだけを、必要な分だけ届けるラインナップで構成されています。
忙しい毎日のなかで、スキンケアが“やらなきゃいけないこと”になってしまわないように。SHINNは、シンプルで続けやすい設計を大切にしています。
軸となるのは、肌の土台を整えるための保湿ケア。
そこに、年齢や季節、ライフスタイルの変化に合わせて選べるプラスのケアが用意されています。
朝の支度に追われる日も、子どもと一緒にお風呂に入る夜も、「これならできる」と思えること。
SHINNのラインナップは、“時間がある人のためのスキンケア”ではなく、今を一生懸命生きている人のためのスキンケアです。
妥協しない佐々木さんの想いがまわりを動かした
実際に商品として完成するまでには、1年以上の時間をかけ、6〜7回もの試作を重ねてきたといいます。
つくっては改善し、また試作をつくる…その工程を、何度も何度も繰り返してきました。
「作ろうと思えば、正直半年もあればできたと思います。でも、そこまでこだわり抜いたのは、届けたいママたちがいたからです」
限られた予算のなかで続く試作の日々。
それでも最後まで妥協せず向き合えた理由は、いつかこの商品を手に取り、使ってくれるママたちの存在でした。
実際に製造を担う工場の方も、佐々木さんのこだわりには驚かされたと話します。

「ただ『違う』と言うのではなく、『こうしたい』という完成形のイメージがとても明確でした。だからこそ、私たちもその想いに応えたいと、自然と力が入りました」と製造メーカー様も佐々木さんの印象について語っていました。

佐々木さん自身も、当時をこう振り返ります。
「少しずつカタチになっていくのが、目に見えてわかるのが楽しかったです。毎回、試作を目の前にする瞬間は、妊婦健診に行くような感覚でした(笑)」
SHINNのこだわりは、中身だけにとどまりません。
実はパッケージデザインにも、佐々木さんの強い意志が込められています。
目指したのは、いわゆる「ママ向け」「女性向け」に寄せすぎないこと。
忙しい毎日の中で、誰かのためのものではなく、“自分のために手に取れるスキンケア”であること。
そして、夫やパートナーなど男性も自然に使えるユニセックスな佇まいであること。
「家の洗面台に置いたとき、家族みんなが違和感なく使えるデザインにしたかったんです」
そんな想いから、色味や質感、文字のバランスまで細部にこだわり、何度も調整を重ねたといいます。

北海道の景色になじむ静かなトーン。
主張しすぎず、でも確かに“芯”がある。
そのデザインは、SHINNが大切にしている世界観そのものを映しています。
そうして迎えた、SHINNのリリースの日。
「大丈夫かな」という不安と、
「ここから始まるんだ」という覚悟が入り混じった、特別な一日だったといいます。
「リリース当日、友人がすぐに購入してくれたのが、本当に嬉しかったです」
その一言に、これまで積み重ねてきた時間と想いの重みがにじんでいました。
商品を知ってもらうにはどうしたらいいのか…
しかし、自分たちだけの力でこの商品を世に広めていくことには、限界がありました。
そこで目を向けたのが、SNSの力。
SHINNの想いを、自分の言葉で発信してくれる人を探し始めたといいます。
ただ、ここでも佐々木さんのこだわりは変わりませんでした。
「SNSで紹介していただくとしても、“誰でもいいから広めたい”とは思えなかったんです。実際にSHINNを1ヶ月ほど使っていただいて、本気で『いい』と思ってくれた人に紹介してほしい。そして、SHINNの背景や想いまで、きちんと伝えてくれる方とご一緒したいと考えていました」
その想いに共感したインフルエンサーとのタイアップが実現し、SHINNの魅力は、少しずつ、けれど確実に広がっていきました。
やがて、自然とリピート購入をしてくださる方も増え、ポップアップイベントや、ママ向けのイベント開催へとつながっていきます。
SHINNはこうして、
“誰かのおすすめ”ではなく、
“想いに共感した人の手から、次の誰かへ”
広がっていったのです。
直接お客様に会いに行くという挑戦
2025年夏。
「ママたちのために」という、SHINN誕生のきっかけとなった想いを
あらためて外に届けたい——
そんな想いから、ママ向けのイベントが開催されました。

日々、家事や育児に追われ、なかなか自分の時間を持てないママたちに、ほんのひとときでもリフレッシュしてほしい。
そんな願いを込めて、系列のレストランを貸し切り、ママたちにコース料理が振る舞われました。
ゆっくり食事を楽しみ、会話をし、いつもとは少し違う時間を過ごすなかで、SHINNの商品を実際に手に取り、使ってもらう。
会場には、自然とママたちの笑顔があふれていきました。
このイベントをきっかけに、SHINNを使い始めるようになったユーザーも増えたといいます。

またこの場は、SHINNが届けたいターゲットであるママたちの声を、直接聞くことができる、貴重な機会でもありました。
「こんな商品があったら嬉しい」
「こういうケアも欲しい」
そんなリアルな声に触れ、
佐々木さん自身も多くの気づきを得たといいます。
「やっぱり、みんなはこういうものを求めているんだ」
「これがあったら、喜んでもらえるかもしれない」
自分ひとりでは思い描けなかったアイディアに出会えたことも、このイベントの大きな収穫でした。
「自分では想像していなかった視点が、実は必要とされていたんだと気づけました」
SHINNはこうして使う人の声を受け取りながら、少しずつ育っていくブランドでもあります。まるで、みんなと一緒に成長していくブランドです。

また、こうしたイベントだけでなく、
SHINNは販売店であるアインズ&トルぺにも自ら足を運び、
店頭で直接サンプリングを手渡ししています。

知ってもらうために、自ら動く。
ただ商品棚に静かに並んでいるだけでは、
想いはなかなか人に届きません。
だからこそ、自分の言葉で直接伝えにいくことを大切にしています。
そこで、佐々木さんにこんな質問を投げかけてみました。
「たまたま来店された方に声をかけるのは、やはり緊張しませんか?」
「とっても緊張します(笑)。全員が受け取ってくれるわけではありませんし、その気持ちもよく分かります。自分が声をかけられる立場だったらどう感じるかな?と考えるきっかけにもなりましたね」
そう前置きしたうえで、こんなエピソードを教えてくれました。
「でも、優しい言葉をかけてくださる方もいるんです。先日は『一緒に子育て、頑張りましょうね』と声をかけ合ったこともあって。そのときは、本当に“やってよかったな”って思えました」
自分の想いを直接伝えられる場は、限られています。
だからこそ挑戦的でもあり、簡単ではない。
それでも、この活動を継続しているのだと、佐々木さんは力強く話します。
また、別の日には、お客様からこんな嬉しい言葉をかけてもらったこともあったそうです。

「海外によく行くのですが、フライト中の乾燥が本当にひどくて。何を使ってもダメだったのに、これは乾燥しなくて感動しました。もう、SHINN以外は考えられません」
そんなお声をいただいたのだとか。
誰かの役に立てたと実感できる瞬間。
それは、こうして直接お客様の声を聞けたときです。
その一つひとつの言葉が、
佐々木さんの心の中で、宝物のように積み重なっていきます。
SHINN=北海道、そのポジションを取りに行く
SHINNが目指しているのは、
ただのスキンケアブランドではありません。
「SHINNといえば北海道」そう自然に思い浮かべてもらえるようなブランドになること。
厳しい寒さ、乾燥する空気、
それでも凛とした美しさを持つ北海道の暮らし。
その環境で生まれ、育まれたからこそ、
SHINNのスキンケアには“芯の強さ”と“やさしさ”が共存しています。

そしてSHINNは、
決してひとりでつくられたブランドではありません。
試作に向き合ってくれた工場の方々、
想いに共感し、言葉にして届けてくれた発信者、
実際に使い、声を届けてくれたママたち——
たくさんの人の協力があったからこそ、今のSHINNがあります。
ふわふわの泡で包み込む化粧水は、
忙しい毎日の中でも「これならできる」と思わせてくれる存在。
それは、ただの時短ではなく、
自分を大切にするための小さな選択です。

SHINNは、ここで完成ではありません。
使う人の声を受け取りながら、
これからも少しずつ、進化を続けていきます。
北海道から、全国へ。
そしていつか、世界へ。
SHINNは今日も、
誰かの肌と、こころの“芯”を整える存在であり続けます。
